__/|Y/\.
北斗四兄弟
北斗神拳の伝承者候補として先代伝承者リュウケンの養子として育てられた才能豊かな四人の兄弟。中でもラオウ、トキ、ケンシロウの三人により北斗神拳は最強の時代を迎える。
ケンシロウ
主人公。北斗の末弟にして一子相伝の北斗神拳の正統伝承者。
ラオウ
北斗の長兄で北斗神拳継承者候補の一人。ケンシロウとの継承者指名争いに敗れた後、“拳王”として恐怖を持って世を支配し、世紀末に天の覇者を目指す。
トキ
北斗の次兄で北斗神拳継承者候補の一人。被爆により死の病に犯され継承者の道を断念するが、実の兄でもあるラオウを倒すため再び拳士として立ち上がる。
ジャギ
北斗の三男で北斗神拳継承者候補の一人。ケンシロウが継承者に決定した後はケンシロウの名をかたって暴虐を働く。
南斗六聖拳
南斗聖拳一〇八派を統べ、皇帝の居城を守る六つの門の衛将とされている。また、6人それぞれが一つの星とその宿命を背負っている。
シン
南斗六聖拳「殉星」の男。北斗神拳と対極をなす南斗聖拳(代表流派:南斗孤鷲拳)の使い手。ケンシロウの胸に七つの傷を付け、婚約者のユリアを奪う。その後、暴力組織KINGを立上げ、自らも“KING”と称する。
レイ
南斗六聖拳「義星」の男。南斗水鳥拳の使い手。ケンシロウたちと出会うことで、本来の「義星」の輝きを取り戻していき、最期の瞬間まで友情と愛のために戦い続ける。
ユダ
南斗六聖拳「妖星」の男。南斗紅鶴拳の使い手。異常なまでの美への執着から、優美で華麗な南斗水鳥拳を使うレイに激しい妬みを感じている。
サウザー
南斗六聖拳「将星」の男。北斗神拳と同じく一子相伝である南斗鳳凰拳の伝承者。誰よりも愛深きゆえに苦しみ、愛を否定することに。心の渇きをいやすかのごとく、“聖帝”と名乗り覇道を歩む。
シュウ
南斗六聖拳「仁星」の男。南斗白鷺拳の使い手で、“盲目の闘将”と呼ばれる。サウザーの覇道に異を唱え、抵抗勢力として闘う。
ユリア
南斗正統血統の女性にしてケンシロウの婚約者。「慈母星」の宿命の元、“南斗六聖拳最後の将”として「南斗五車星」を従え、乱世を鎮めようとする。
南斗五車星の戦士
南斗正統血統のユリアを護る五人の戦士。ユリアの宿星「慈母星」が持つ永遠の光のために、命を捨てる覚悟でラオウの覇道を止めようとする。
南斗五車星
“南斗六聖拳最後の将”であるユリアの守護星。海・山・雲・炎・風の五星によって構成されている。メンバーは以下の5人。
* ヒューイ - 南斗五車星「風」の男。「風の拳」の使い手。天の平定を願う南斗聖拳最後の将ユリアのため「風の旅団」を率いて拳王軍に挑んだが・・・。
* シュレン - 南斗五車星「炎」の男。「朱の軍団」を率いる「炎の拳」の使い手。ラオウの強大さを知り、自身の躰を炎で纏って組み付き、相打ち狙いで戦うが・・・。
* フドウ - 南斗五車星「山」の男。かつては修行時代のラオウも恐怖を覚えた「鬼の拳」を持つ暴虐の徒。「若草色の軍団」を部下とする。ケンシロウを南斗聖拳最後の将の元に導くために、単身、ケンシロウ一行と行動を共にするが・・・。
* ジュウザ - 南斗五車星「雲」の男。ユリアの異母兄。拳の才能はラオウ、トキ兄弟に匹敵していた。長らく流浪の身であったが、最後の将がユリアであることを知り、命を捨てる覚悟を決め、「我流の拳」でラオウと激闘を繰り広げるが・・・。
* リハク - 南斗五車星「海」の男。「海の兵団」を率いる天才軍師。最後の将であるユリアを奪うために南斗の都に侵攻したラオウを、策略で迎え撃とうとするが・・・。
主たる登場拳士
『北斗の拳』を語るには欠かせない「悪役」、「強敵(とも)」、「同胞」たちの列伝。
アミバ
北斗の次兄トキになりすまし、ニセ北斗神拳を悪事に使う。民たちを実験台にして 経絡秘孔を探究しようとする“自称「天才」”。
ファルコ
帝都の将軍にして元斗皇拳の最強の伝承者。別名“金色のファルコ”。天帝を守護する元斗の宿命の元、北斗の軍のケンシロウと戦う。激戦の末、天帝救出に成功した後、ケンシロウと友情が芽生える。
アイン
アメリカ国旗を模した服を身にまとい喧嘩拳法を使う、帝都に雇われた賞金稼ぎの男にすぎなかったが、娘が胸を張って誇れる、歴史を作り語り継がれる漢(おとこ)になるべく、北斗の軍と共に圧政を敷く帝都を崩壊させるために戦う。
ハーン兄弟
荒くれ者であるが、南斗聖拳一〇八派のうち南斗双鷹拳の伝承者であるハズ、ギルの兄弟。南斗の旗印の元、北斗の軍に合流し、元斗皇拳のファルコに命を賭して挑む。
その他
主人公のケンシロウと共に旅を続け、成長して行く二人。全編に渡って活躍する。
バット
ケンシロウと供に旅する少年。成長後は帝都の圧政と戦う“北斗の軍”の若きリーダーに。
リン
ケンシロウと供に旅する少女。成長後はバットと共に“北斗の軍”の若きリーダーとなるが、天帝ルイの双子の妹であることがわかる。
北斗神拳(先代伝承者とその伝承者候補)
リュウケン(声優:千葉順二→槐柳二、戸谷公次(若い日)、新劇場版:大塚周夫)
北斗神拳先代(第63代)伝承者。
蒼天の拳の主人公、霞拳志郎の弟で、かつては霞羅門という名前だった。
継子に恵まれず4人の養子をとり、ラオウ、トキ、ジャギ、ケンシロウの師父となる。
ジャギを除き、リュウケンが育てたラオウ、トキ、ケンシロウの三兄弟によって、北斗神拳は最強の時代をむかえていたが、先代伝承者の務めとして、潜在能力の高さと北斗宗家の血筋もあり、次代の北斗神拳伝承者にケンシロウを選ぶ。しかし長兄ラオウは天を握る覇者としての野望を捨てず、リュウケンは一子相伝の北斗の掟に従い、その拳を封じようとする。師弟の闘いは、リュウケンが奥義「七星点心」で優位に進め、ラオウをあと一歩まで追いつめるが、老いと病から突然の発作を起こし、倒す腕はありながらも返り討ちに遭い、無念の最期を遂げる。
尚、2人の戦いを知ったトキは、止めようとしたが間に合わなかった。その後トキは、リュウケンの亡骸を密かに埋葬し、「病死」であったとケンシロウに告げたため、トキに再会するまでの間、ケンシロウやシンも含め北斗の関係者は、全員リュウケンの病死を信じていた。
先代伝承者として拳の才気も高く、壮年の頃には、魔界の入り口に立ち北斗神拳に闘いを挑んできた、北斗琉拳のジュウケイを破って正気に戻させた挿話もある。
リュウケンの拳は「七星点心」に見られるように、「柔の拳」を得意としており、トキこそがリュウケンの拳の忠実な継承者と言える。
コウリュウ(声優:柴田秀勝)
かつてリュウケンと龍虎と並び称され、リュウケン以上の腕を持ちながら、一子相伝の宿命から伝承者の座を彼に譲り隠遁した拳士。実の兄弟のように育ったリュウケンの拳を封じる(倒す)ことを拒み、自ら伝承者候補から降りた。
ケンシロウとの闘いで傷を負ったラオウに、その傷の回復具合をはかるための相手として選ばれる。拳を交えることで、ラオウをしてさすがに強いと言わしめたが、ラオウの底知れぬ強さを感じたコウリュウは、何としても彼を倒すために、奥義「七星抹殺」によって相打ちを狙うも、力及ばずラオウの剛拳の前に散った。
彼が死の間際「北斗最強の時代」を予言し、なぜラオウ、トキ、ケンシロウの三人を同じ時代に生んだのかと天を恨んだ言葉によって、ジャギは「北斗の兄弟」からは除外されることになった。
ちなみに息子が二人いるが、両名とも武具は扱えるものの拳の心得はなく、コウリュウは伝承の掟を忠実に守っていたと思われる。
息絶えたコウリュウの側に、ラオウが、かつての北斗神拳伝承者候補の男たちを供養するための木彫りの仏像を置く、というシーンがある。ラオウ編において、数少ないラオウが心中の哀しみを見せた場面であろう。
一部のファンの間で、「蒼天の拳」の主人公、霞拳志郎の後の姿ではないかと指摘されているが、旧作、新作を通じてこれを立証する描写は現在までなく、少数意見にとどまっている。1935年に25歳として、「北斗の拳」が約60年後としても80代であり容姿などに少々無理がある。また霞拳志郎はリュウケンの実兄であり、正統な第62代伝承者だという点を考慮してもやはり無理がある。いずれも今後の「蒼天の拳」の展開で明らかになるだろう。